朝夕と涼しくなり、秋を感じられるようになってきました。秋といえば、読書の秋。ぱんだ組（２歳児）のお友だちは絵本を読むのがとっても大好きです♡先日、読んだ絵本に出てきたフルーツを使って、紐通し遊びをしてみました。

　初めに穴の開いたフルーツを見せると「わー！みかんだ！」「りんご！！」「これ、なあに？」とワクワクしている子どもたち。特に、洋ナシについては見たことがなかったようで、「ラ・フランスっていう名前だよ！」と伝えるとみんなで「ラ・フランス」と声に出しながら、繰り返していました。

　いよいよ、紐通しスタートです！！！好きな色の紐を手にしたとたん、目の前にあるたくさんのフルーツにどんどん紐を通していきます。その姿はまさに職人。気が付くと机の上にあったたくさんのフルーツは１枚もなくなり、予備を慌てて出すほどでした。最初は出来なかった子も一緒に紐を通すと「やった！」と喜び、紐通しの楽しさを味わっているようでした。

　しばらく夢中になって遊んでいると、「先生、みてー！」と１つのフルーツに紐を通して、バッグを作っている子がいて、それを見た周りの子どもたちも真似をし始め、遊びの新たな展開を見せてくれました。新しいおもちゃに出会い、どんどん遊び方を変えていく子どもたち。今後も子どもたちと楽しみながら、熱中するきっかけを探していこうと思います。

ユズリ葉の杜保育園　伊牟田