食育~バケツ稲~

 先日、年長児クラスでJAの方のご協力のもと、バケツを使ってお米を育てる 『バケツ稲』を行いました。

 まずは、土作り。 バケツに入れた土にたっぷり水を含ませ、ドロドロに。泥水を触った感想は「きもちいい!」や「うわ、、、」など様々。 初めは触るのを嫌がっていた子も慣れてくると、バケツの底まで手を入れて、 すっかり泥まみれに!! 土の準備ができたので、さっそく稲を植えていきます。 小さい稲の束を真剣な顔で、そ~っと丁寧に植えていく子どもたち。 最後に土の表面に水を張って完成♪ バケツは土が水をたっぷり含んでとても重たくなりました。しかし、さすが年長児さん「2人で持ったら大丈夫!」と、協力して2階にある年長児クラスのお部屋のところまで運びました。力仕事を終えて、少し疲れ気味の子ども達でしたが、、1つのバケツから茶碗一杯分のお米が採れると教えてもらうとすぐに元気を取り戻したようで、 「早く食べたい!」の声。 皆で「大きくなりますように」とお祈りもしました。

 コロナウイルスや大雨災害などの被害が続いている中、改めて『食べること、命の大切さ』について考えます。食べ物を自らの手で育て、生長を近くで見ることで、命の大切さを子どもたちと一緒に感じられたらと思います。

 お米は雨の恵みを受け、太陽が出ている日には、子どもたちが土が乾燥しないようにと水をあげてくれています。毎日のお世話のおかげで、稲を植えてから約1か月が経ちますが、青々とした稲は10㎝程伸び、たくましく育ってきています。収穫は秋に行う予定です。美味しいお米が採れることを楽しみに、稲の生長を子どもたちと見守っていきます。

白菊保育園 兒玉

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