魚食普及~お魚クッキング~

 日中のぽかぽぽかとしたお日さまがより暖かく感じられるほど、朝晩の冷え込みに秋の気配が深まる頃となりました。寒さを吹き飛ばすかのように元気いっぱい体を動かし、お腹をすかせ、毎日の給食をたくさん食べてくれる子どもたちです。

 先日、鹿児島地区漁業士会の方々をお招きし、年長・年中児クラスを中心に魚食普及活動(お魚クッキング)を行いました。目の前でマダイの捌き方を見たり、きびなごの手捌きを体験したりと日頃お家や保育園ではできないような体験をし、子どもたちは終始目をキラキラさせて取り組んでいました。初めはお魚の血が苦手で「うわ~…」や「きもちわる~い」などの声が聞こえていましたが、きびなごを手で捌いていくうちに「これってオスかな?メスかな?」、「見て!お腹の中キレイにとれたよ!」など、どんどんお魚に興味を示す姿が見られました。たくさんあったきびなごもあっという間に捌き終わりました!保護者の方々にもご参加いただき、アジを捌いていただきました。ご家庭でも魚を捌くという機会はなかなかないと思いますが、さすが保護者の方々!見事な包丁捌きで、子ども達に負けじと楽しく取り組んでくださいました(笑)

 お魚タッチの時間には年少児クラスや0・1・2歳児クラスのお友だちも順番に参加し、本物のお魚に触れてみたり、お魚を持ってみたり…。大きい魚や小さい魚、細長~い魚など、たくさんのお魚を目の前に子ども達は興味津々!怖くて涙してしまう子もいましたが、他のお友だちが小さいお魚を手に持っていると少し触ってみたくなったのか、「ちょんっ」と指先で優しくタッチ。すると、いつの間にかいろいろなお魚にタッチできるようになりました!

 「魚離れ」と言われている今日ですが、このように実際に見て、触れて・楽しくお魚を知る機会を得て、子ども達がお魚に興味を持ち、保育園だけでなくご家庭でも「お魚だいすき!」とモリモリ食べてくれますように…

  ユズリ葉の杜保育園  東

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