魚食普及支援活動~広がれ魚食の輪~

当法人、恒例行事である「魚食普及支援活動」。

秋空の下、4園それぞれで行われました。この行事は、鹿児島県漁業士会やいお・かごしま、県漁連…といった水産関係者の皆様のご協力のもとに成り立っています。

当日は、その日の鹿児島に水揚げされたばかりの様々なお魚がテラスに並び、お魚タッチコーナーで小さい子たちも楽しみます。「お魚屋さんみたい♡」と大興奮の子ども達。太刀魚やタコ、深海魚だけでなく、中にはコバンザメの姿も!コバンザメって、本当に小判のような吸盤が頭に付いているのですね!

お魚についてのお話を聞かせてもらった後は、マダイの捌き実演や子ども達のキビナゴの手捌き体験・腹皮のカット体験・保護者対象の魚の捌き方教室と盛りだくさんの内容でした。恐る恐るお魚を触ってみる子…、感触も大きさも形も違うお魚をひとつひとつ確かめるように、全てのお魚を触ってみる子…子ども達の反応は様々でしたが、なかなか見ることが出来ないお魚に、子どもの好奇心も高まったのではないかと思います。

利便性重視の時代の変化と共に、魚本来の姿を見る機会はグンと減り、魚離れが問題視されるようになりました。こんなにも嬉しそうにお魚を触ったり食べたりする姿を見ると、子ども達はお魚に触れる機会がないだけで、私たち大人がもっと努力をしないといけないなぁ~と思う瞬間でした。

私たちが当たり前のように手に取る食べ物は、たくさんの人の手によって支えられています。自然の恵みと、それを支えるたくさんの人に感謝して、活動の後は皆で楽しくお魚料理を頂きました。子どもの中には4回おかわりに来た子も♪

未来ある子ども達がもっとお魚を好きになり、鹿児島の豊かな自然をこれからも守り続けてくれますように…。

ユズリ葉の杜保育園 榎屋

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