ぽっとん落としをしたよ!

 11月になりましたね。秋も一段と深まり、朝夕はひときわ冷え込むようになりました。

 ひよこ組(0歳児)さんは普段、シャラシャラ鳴るマラカスや、車の玩具などの大好きな玩具で目いっぱい遊んでいます。その中でも子どもたちが特に好きなものが、蓋のついた小さな容器にブロックや積木などを出し入れしたり、蓋を閉めて振って、音を鳴らしたりする玩具です。

 そんな子どもたちの姿をヒントに、“ぽっとん落とし”の玩具を手作りしてみました!ミルク缶やタッパー、段ボールに穴をあけ、ペットボトルのキャップや牛乳パックを切ったもの、等様々な物を入れられるという玩具です。

 さっそく、「遊んでくれるかな」とわくわくしながら子どもたちの目の前に出してみると、「何だろう」と興味津々で玩具に近づいてきてくれました♡

 ペットボトルのキャップやフェルトを手に取ると、保育者がお手本を見せる間もなく、どんどん穴の開いたミルク缶やタッパーに“ぽっとん”していきます。穴に上手に入ると、「入ったー!」と子どもたち同士で嬉しそうに拍手し合ったり、入った容器の中を覗き込んで「どこにいったんだろう」と不思議そうにしていたり、様々な姿が見られました♪

 ミルク缶にペットボトルのキャップが落ちると、子どもたちの大好きな“音”がでます。それに気づいた子供たちは、キャップをたくさん入れた後、ミルク缶を持ち上げ振り、音を立てて楽しむ姿も見られました。

 また、子どもたちに見せる前に、「少し難しいかな」と思っていた“ストロー落とし”。子どもたちは、そんな予想とは裏腹に、細いストローを指先で上手につまみ、小さな穴に落とすことができました!中には、他の玩具には目もくれず、長い時間もくもくとストローを入れ続けている子もいました(*^^*)

 落として遊ぶだけでなく、自分たちで様々なことに気が付き、遊びを広げていきます。タッパーは、透明で中身が見えるため、タッパーを頭から被り、声を出して自分の声を聴いたり、いつもと見え方の違う世界を楽しんだり、思わずほっこりしてしまう可愛い姿も♡

 物を“入れる、落とす”だけではなく、引っ張ったり、押したり、壊したり・・・子どもたちが衝動的にやる行動はたくさんあります。普段の子ども達の姿に合わせて、楽しみながら子ども達の「やりたい!」を引き出していきたいと思います。

白菊保育園よしの杜 船脇

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