寒さのなかにも春の訪れを感じる頃となりました。

　先日、あひる組（１歳児）で『しろくまのパンツ』という絵本をもとに制作をしました。朝の会で『しろくまのパンツ』の絵本を読むと、誰のパンツか当てるのに楽しそうなあひる組さん。絵本を読み終わり、実際にみんなもパンツを作ろうと提案すると想像を膨らませていました。

　パンツ制作はジップロックを使って、フィンガーペイントで行いました。最近は色の名前を完璧に言えるようになったあひる組さん。それぞれで好きな色を選び、絵の具の感触を楽しみながら行いました。反応も様々で、絵の具を触ったのに指に付かないことを不思議そうにする子、触ると形が変わる絵の具に目を輝かせる子と色々な表情を見ることができました。

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　中には、初めて行うフィンガーペイントで戸惑う子も、、、私たち保育士が声を掛けても触ることに躊躇していましたが、仲良しなお友だちが「こうするんだよ～」と声を掛けながら一緒に絵の具をのばすと触ることができました。子どもたちの成長とお友だちパワーに大感激し、胸が温かくなりました(*^_^*)

　絵本一冊でも子どもたちの想像力で様々な作品が出来上がります。完成した制作を飾ると一気に明るくなったあひる組さんのお部屋です。このお部屋で過ごすのも残り２カ月を切りました。今は進級に向けて色々なお稽古に励んでいます。残りの日々を大切に、たくさんの思い出を作っていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　ユズリ葉の杜保育園　髙山