みんなで作った雪だるま♪

 例年に比べ、今年は寒い日が多く子ども達はひんやりとした空気を肌で感じたり白い吐息を吐いたりと、小さい身体で季節を感じながら過ごしているようです。

 さて、18日(木)は鹿児島でも強い寒気が流れ込み大雪が降り辺り一面真っ白い雪景色となりました。そんな中、登園してきた子ども達は朝から大雪に大喜びで「やったー」「早くお外で雪合戦したい」「雪だるまも作ろうよ!」とワクワクしていました。「お外に行く人~!?」の掛け声にうさぎ組(3歳児)さんもジャンバーと手袋をつけて準備万端!!!早速みんなで園庭に行きました。足跡一つない綺麗な雪景色に更にテンションが上がり、「ザクザク」と足音を楽しんだり「歩いてるだけで楽しい!」と雪の上を歩いたり走り回ったり、雪を触って感触を味わっていました。

 しばらくしてから「みんなで雪だるまを作ろう」ということになりそれぞれが丸めた雪を持ち寄り顔と体を作り、形が出来てくると「あとは、目と鼻と口を付けないとね!」葉っぱや木の棒を探し始め・・・みんなで雪だるまを完成させることが出来ました。「やったー!完成したね!!」と大喜び♪

 するとAちゃんが「この雪だるま一人ぼっちだから寂しいかもね!もう1個作ったらいいんじゃない?」と言いました。以前読んだ『なかよしゆきだるま』という絵本を覚えていたのでしょう。主人公の男の子たっくんが道で出会ったたぬきに「雪だるまを作ろうと」と声を掛けられ一緒に作りますが、一人では寂しいからもう1つ雪だるまを作ってあげるという絵本の中の一場面のような子どもたちの会話に驚きました。

 日頃当たり前のように読んでいた絵本ですが、子ども達の心の中に内容が残っていたことが嬉しく、子どもたちはいろいろなことを絵本から吸収しているんだなぁ・・・と、子どもたちの想像力に驚きました。

 絵本を見ることが大好きな子どもたち。「これがいい!」と読み聞かせが始まると前のめりになって見ています。今年度も残すところあと1か月となりました。まだまだ読んであげたい絵本がたくさんあります。子どもたちとの絵本の読み聞かせの時間を大事にしたいと思います。

白菊保育園よしの杜 堀之内

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